ストーカー客に逆襲

2週間以上前のことになりますが、仕事の取引先にメールでストーカーされた話について愚痴を書かせていただきましたが、その後、そのストーカーに逆襲しました。

背景情報ですが、翻訳会社・事務所を介して欧州に本社を置く企業様との取引が長いこともあり、各国ごとの行動パターンやビジネス慣習の違いを微妙に感じてきました。

その経験に基づくと、ドイツ、スイス、北欧の翻訳会社・事務所と比べると、英国の会社・事務所は無理な注文を要求することが多く、常に危ない橋を渡っているような印象を受けます。そのお客様である企業も、日本ほどではありませんが、わがままを言えば聞いてもらえると思っているようです。

ちなみに、英国の翻訳会社・事務所は押しが強くてケチで、たまにメールや電話で翻訳者をしつこくストーカーすることで知られているので、一流のプロの翻訳者は避ける傾向があります。当然、今回ストーカー被害にあった事務所も英国です。

この事務所のお得意様が、あるプロジェクトで必要な翻訳をすべて白猫に訳してもらいたいと、勝手に白猫を指名したのです。そもそも、事務所を介してフリーの翻訳者を好きなときに利用したいなど、最初から無理な相談です。

万が一、同じ人に訳してもらいたいのなら、週にXX時間またはXX文字と取り決めるのが一般的です。もしXX時間(文字)に達しなくても、翻訳者はXX時間・文字を確保するために他の仕事を断ることで損失が発生するので、それなりの保証金を払うよう契約を交わします。

指名していただいたのは本当に有り難いことなのですが、このプロジェクトは疲れるだけで金にならないので、白猫的には優先順位が低い仕事なのです。おまけに、納期が短い上にスケジュールがころころ変わるので、できればご遠慮させていただきたいのです。

例えば、予定では4週間で4つの資料を訳すことになっていたのですが、3つ目の資料を渡された時、これで最後になると思うと言われました。当然、わざわざスケジュールを空けて置いたのに、こういう仕打ちをしてくれるのです。(幸いにも、他のお客様から仕事をいただけました。)

ところが、次の週、この事務所が別の資料を訳すよう連絡してきたのです。当然、キッパリとお断りしました。その後も、グダグダと頼んできましたが、素っ気なく断りました。次に来た時は、値上げの話を持ち出して逆襲する予定です。

事務所も、お客様の気まぐれに振り回されているのでしょうが、いい加減にして欲しいです。忍耐にも限界があります。いくらお客様でも勝手を許しすぎると、底なし沼にはまるような目に遭います。基本的に、白猫は戦闘系女です。逆襲だ!

崖っぷちがん家系 - にほんブログ村