食欲が戻ったが…中治り現象か?

ここ数日は、日中でも冷たい風が吹く寒い日が続いていたのですが、昨日は比較的暖かくて穏やかな1日でした。この日のお昼前頃、母はド派手な叔母夫婦の家に向かって出かけていきました。母は、ついている叔母の介護要員として駆り出されることが嫌なので、天気くらいは晴れで良かったのではないでしょうか?

人によっては、年を取ると、自分よりも若い人間が亡くなったり、死にそうになったりするのを見聞きすると、メンタル的な負担が大きいので嫌だと感じることがあるようですが、母の場合はひたすら性格が悪いだけだと思います。母は、ついている叔母だけでなく、近所の方についても、「どうせ助からないなら早く死んでくれた方がいい」とコメントするような恐るべき人です。

母が「早く死ね」と思っていることが伝わったのか、ついている叔母の食欲が突然戻ったそうです。さすが、反抗的で生意気な人です。そう簡単に死んでいられないと思ったのかもしれません。

そうは言っても、ついている叔母は、ここ1週間ほど何も口にすることができなかったので、点滴のみで命をつないでいたそうです。いつ亡くなっても不思議ではない状態だった人が、突然「XXが食べたい」と言い出して食欲が戻るなんて、何となく「中治り現象」のような嫌な予感がしてしまいます。

というか、控え目に言っても、「中治り現象」のモデル例以外の何物でもないかもしれません。

確かに現実は厳しいですが、もしかしたら丸山ワクチンが効いてきたのかもしれないので、一縷の望みが絶たれていないと考えたいのですが、太陽も沈む瞬間に一瞬強く輝くことを思い出してしまいました。

中治り現象でも、丸山ワクチンの効果でも、何でもいいので、叔母が新年を迎えられることだけを祈ります。