大病院の医師は忙しすぎるのかもしれない

以前から、姉がお世話になっている大病院は、医師が若くて少し頼りがないと思っていましたが、これに加えて忙しすぎるのではと疑うようになりました。

そう思う根拠は、先日、姉が胃切除を受けてから約1年が経過したので、定期検診の際にCT検査を受けたそうです。その画像を担当の医師と眺めていた時、画像に影があることに気づいたので、姉は「この影みたいのは何ですか?」と尋ねたそうです。

そうしたら、医師が狼狽した様子になり、「実は、切除した胃を結合するためにチタンを使用した」と答えて、「MRI検査の時にチタンがある場所の画像が乱れることがあるので、精密な検査ができなくなることがある」と付け加えたそうです。確かに、体内にチタンがあっても実害はないのでしょうが、先に教えていただきたいと思いませんか?

姉がお世話になっている大病院の医師は、姉の胃にできていた小さなポリープを数年間放置していたし、胃がんや胃NETの発生母体とされるA型胃炎を患っていることも忘れている様子ですし、今回、手術前のインフォームドコンセントも不十分だったことが発覚しました。

ボケナス系の姉は、「大病院なので患者数が半端でなく、医師としては忙しすぎるので、誰に何を説明したとか細かいことは、いちいち覚えている暇がないのでは?」と、的を射た呑気なコメントをしていました。さらに、「大病院は、本当にその病院でないと治療できない場合はいいけれど、他の病院でも治療できる場合は、大病院でない方がいいのかもしれない」と感想を述べていました。

確かに、いくら立派な大病院で優秀な医師を揃えても、恒常的に忙しすぎるような状況だと、医療サービスの質が下がることもあり得るのでしょう。

忙しすぎる弊害は大きそうです。