白米は健康に悪いが玄米は腸に悪い

健康に関心がある方でなくても、「白米は健康に悪い」という話を聞いたことがあると思います。

具体的には、白米や小麦粉のように精製された炭水化物は「白い炭水化物」と呼ばれ、血糖値を上げ、脳卒中や心筋梗塞などの動脈硬化による病気が起こるリスクを高める一方、玄米のように精製されていない「茶色い炭水化物」の多くは食物繊維や栄養成分を豊富に含み、肥満や動脈硬化のリスクを下げるという話です。

おまけに、白米は精白の過程で大腸がんに予防的に働く食物繊維が失われることや、食後の血糖上昇の指標であるグリセミックインデックスが高いことなどから、米飯が大腸がんのリスクを上げる可能性もあるそうです。

がんサバイバーとしては、是が非でも玄米を食べるべきなのですが、白猫のように腸が弱い人間にとって、玄米は殺人レベルで腸に悪いのです。お茶碗一杯でも下痢になりました

玄米ではないのですが、近頃アメリカのセレブが注目している「ワイルドライス」と呼ばれる新スーパーフードも、大昔に食べた時に激痛を伴う下痢を起こしました💦

冗談抜きで、あの固い外皮で腸壁に穴があくのでは❓と本気で心配になるレベルでした。

ちなみに、ワイルドライスはアメリカ原産です。沼地などの水辺に生えるイネ科マコモ属の植物の実ですので、植物分類学上は米ではありません。詳しく知りたい方は、こちらをクリックしてWikipediaをご覧ください。

個人的な感想ですが、玄米にしろ、ワイルドライスにしろ、不溶性食物繊維が多いような印象があります。いくら健康に良いとはいえ、腸が弱い方は、絶対に白米の代わりに食べない方が無難だと思います。

自分にあった健康法を見つけるのは大変です。